3月26日(火)に今年度最後となる東高カフェを実施しました。東高カフェは、東高生が普段あまり関わることのない地域の方や大学生と、カフェで話すかのようにゆるゆる交流する企画です。

 今回は島根大学の学生団体「ポリレンジャー」と松江二中の生徒会執行部を本校にお招きし、「自分の身近にある問題」をテーマに意見を出し合いました。「なぜ他学年の教室前の廊下を通ってはいけないのか?」や「なぜ学校では白い靴下じゃなきゃいけないのか?」といった身近にある疑問を出し合い、自分たちにできることを話し合う中で、多様な価値観を持つ人同士が合意形成するには何が必要かということを体験的に学びました。

 グループワークの中では、「異なる意見を持つ人と合意するためには、アンケート結果や多数派の意見を伝えるだけではなく、きちんと話し合うことが大切だと思う」「自分たちでつくったルールは守らないといけないという気持ちになる」という話が出るなど、大いに学びになったようでした。

 最後に、ポリレンジャーの大学生から、「ポリレンジャーは若者の政治参加を促す団体です。今日やったような、みんなで話し合いながらルールを作り、身の回りのことを良くしていくのが政治の営み。政治と聞くとちょっととっつきにくく感じるけど、実はみんなも日々やっていることだよ。」と話がありました。

 松江東高校ではこれからも高校生を地域の方や大学生、中学生とつなげるような活動をしていきます。

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